榎原家住宅長屋門

特徴等

榎原(えばら)家住宅は、地下鉄御堂筋線江坂駅の西北約5百米ほどの市街地に建つ大規模な住宅で、江戸末期の主屋や明治期の土蔵などか建ち並び、この地区の歴史的景観を形成している。
掛塀は明治23年(1890)頃の建造で、主屋の背後，宅地の北面を区切る。高い切石積基礎上に１間毎に柱を立て、腕木で出桁を受けて桟瓦葺屋根を架け、延長21mのほぼ中央に出入口を開く。外面は腰に連続して舟板を張り、上の柱間を漆喰塗とする。壁面に高く舟板を張った西土蔵とともに、屋敷地北面に独特の景観を生み出している。
参考資料：国指定文化財等DB(文化庁)
2008-11-12

番号-名称		年代	構造等
087 榎原家住宅掛塀		明治23年 (1890)頃	木造、瓦葺、延長21m


榎原家住宅掛塀 (撮影：2009-7)	榎原家住宅掛塀 (撮影：2009-7)

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